愛・地球博パートナーシップ事業
<特別展> 仏像彫刻 煩悩消滅の願いを込めて 江場琳黌 琳觀 展

父江場琳黌氏は15歳で服部三之助氏に、23歳には京都の松久朋
琳氏に師事し平成5年(1993)に真言宗智山派総本山・智積院より仏
像彫刻家としての最高峰である大仏師の称号を拝受されました。
現在は長久手町の江場佛像彫刻所にて仏像制作・修復のかたわら、
後継者の指導、育成および一般向けの彫刻教室を開催、仏像彫刻の
普及に努力されておられます。
 琳黌氏のご子息、琳觀氏は18歳の時に京都の松久宗琳佛所に内弟子として入門し修行され、平成13年(2001)に独立、翌14年に琳觀の雅号を許されると、より厳しい姿勢で尚一層の精進をと自覚され、父琳黌師のもとで修練することを決められました。
平成17年(2005)に開催される
愛・地球博では、琳黌氏を中心と
して市民プロジェクトに参加され
「1000年スパンものづくり〜
仏像彫刻で、森の再生を考える」と
題して彫刻の制作実演などが設け
られることが決定しております。
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琳黌「薬師三尊」1996
琳黌「地蔵菩薩」2003
琳觀「十一面観音」1995
琳觀「迦陵頻伽」1998
  (かりょうびんが)
本展では琳黌、琳觀氏の情熱をかけた仏像の数々に、
琳黌氏の妻久美子氏が制作された截金の作品が華を添え
ます。是非この機会にご高覧頂きまして、父子の慈愛に
満ちたお人柄を感じて頂ければ幸いと存じます。
2004年10月1日(金)〜10月31日(日)
久美子「香合」
1994
久美子「香合」
1994
 主催:名都美術館・朝日新聞社・名古屋テレビ放送
 後援:長久手町・愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会・長久手教育委員会
 協力:江場佛像彫刻所・草仏会
 連携協力:財団法人2005年日本国際博覧会協会