
愛知県立芸術大学は昭和41年創立され、平成28年、創立50周年を迎えました。
片岡球子は61歳で美術学部の初代日本画専攻の教授となり、以後30年にわたり後進の指導を続けました。熱心な指導は脈々と受け継がれ、次世代の有力な画家たちが育っています。 本展覧会は、日本画専攻50年の歩みを、今日まで関わりのあった歴代の先生方18人の作品30余点によって振り返ろうとするものです。また本展は名都美術館の開館30年を記念する展覧会でもあります。

田渕俊夫 ≪青木ヶ原≫
1970年 愛知県立芸術大学蔵

林 功 ≪雨声 洞庭岳陽桜≫
1982年 茂原市立美術館・郷土博物館蔵

松村公嗣 ≪布達拉(ポタラ)宮≫
2000年 個人蔵

布施伸介 ≪蓮華曼陀羅≫
1984年 愛知県美術館蔵

小山硬 ≪白日(エンペラー)≫
1995年 愛知県立芸術大学蔵

守屋多々志 ≪パリの川上貞奴≫
1993年 個人蔵